牛肉の希少部位一覧!明日の牛肉はこれで決まり!

「牛肉の希少部位の選び方が分からない」、「牛肉のより希少部位を美味しく食べるにはどうしたら良いか気になる」という人は多いのではないでしょうか。

希少部位とは、食肉においてとれる量の少ない部位のことを言います。希少部位と聞くと「美味しい」イメージがあるかもしれませんが、用語としては食肉としてあまりとれない部位を示すだけであるため、希少部位だからといって美味しいという意味を持つわけではありません。しかし、実際に希少部位はおいしいものが多く、人気を博しています。

それではどの希少部位が特に美味しいのでしょうか。また、希少部位を美味しく食べるためにはどうしたらよいのでしょうか。

そこで本記事では、「美味しい希少部位」について解説します。

牛肉の希少部位に関する味や焼き方、食べ方についても学べる内容となっているため、ぜひ最後までお読みください。

希少部位➀ともさんかく

1つ目に紹介する部位は、ともさんかくです。ともさんかくはあまり聞いたことがない人が多いかもしれません。ですが、すごくおいしい部位であるため、ぜひ食べてみてほしいです。名前の成り立ちも含めて解説していきます。

ともさんかくってどこにある部位?

ともさんかくは、牛1頭から2から3kgしか取れないほどしかとれない希少部位です。牛の後ろ足のもも肉にあり、もも肉の中で4つに分かれるうちのシンタマと呼ばれるところにあります。

三角の形をしていることからともさんかくと呼ばれていて、人気の部位です。

ともさんかくの味は?

ともさんかくは、あっさりした脂でしつこさがなく、歯ごたえはあるものの噛めば噛むほど旨味が増すという特徴があります。

「歯ごたえがあるのは苦手」という方もいるかと思いますが、もも肉のなかではすごく食べやすいのです。実は、食感は適度に入ったサシで柔らかく、また他のもも肉と比べて脂質が高く、適度な脂を楽しめます。

「歯ごたえがあるほうが好き」という方は、厚切りにしても食べやすいので、家で調理する際は少し厚めに切るとより楽しめます。

ともさんかくの焼き方レシピ

ここまで、ともさんかくの由来やおいしさについて説明してきました。それでは、実際に焼くときにはどのようなところに気を付けたらよいのでしょうか。

ともさんかくの特徴として、焼きすぎないほうが美味しいというところがあります。そこで、肉汁が表面に出てきたらすぐにひっくり返して裏面を少しだけ焼いてみましょう。そうすることで、適度な脂を落とし過ぎることなく、旨味を保ったままの状態で美味しく食べられます。

食べる際には、旨味や適度な脂を楽しめるよう、肉本来の味を失わない塩とブラックペッパーで食べるのがおすすめです。

少しあっさりと食べたいという方は、さらにわさびをつけて食べると良いでしょう。

希少部位②特上カルビ

続いて、希少部位として特上カルビを紹介します。特上カルビは焼肉店でも置かれていることが多く、なじみ深い希少部位だと思います。

でも、馴染み深いからこそ、焼き方などは工夫したことがない人が多いのではないでしょうか。ぜひ、焼き方まで読んでください。

使われているのは三角バラ

三角バラという名称はあまり聞いたことがないかもしれません。実は、三角バラとは、特上カルビに良く使われている部位です。

1頭からわずか2kgしか取れない希少部位で、馴染み深いと言えども、食肉からあまり得られない部位の1つなのです。

意外かもしれませんが、第1〜6肋骨の部分を三角形に切った形が特徴的で、肩バラの中に含まれる部位です。肩の肉に含まれるのは知らなかった人が多いのではないでしょうか。少々びっくりですね。

三角バラの味は?

実際に、いろいろな場所で普及しているものの、三角バラを食べたことがない人もいるかと思いますので、どんな味かを解説していきます。食べたことがある人も、ぜひ確認してみてくださいね。

三角バラはサシが入りやすく、脂の濃厚な甘みと強い風味があるのが特徴です。霜降りがあざやかに入っています。「すごく綺麗なお肉だな」と見て思った経験がある方も多いのではないでしょうか。

骨に近い部位なので赤身の味もよいのも特徴です。

厚切りにしても、薄切りにしても美味しく、厚切りなら適度な歯ごたえ、薄切りならとろける食感を味わえます。

三角バラの焼き方レシピ

ここまで三角バラの味について解説してきました。実際に「特徴が活かされる焼き方で焼いてみたい!」と思った方も多いと思います。

三角バラは、ミディアムで焼くのがおすすめです。赤身に臭みがないため、ミディアムで焼くと味がより活かされるのです。そのため、焼きムラがあっても十分楽しめます。

ですが、焼きすぎには注意しましょう。焼きすぎると硬くなってしまったり、赤身の味を存分に味わえなくなってしまったりします。

味付けは脂に負けない甘口タレやにんにく醤油がおすすめです。少し、脂が強いため味の濃いものをつけるほうが美味しく感じられます。

希少部位③サブトン

続いて紹介するのは、ザブトンです。「ザブトンって不思議な名前をしているなあ」、「ザブトンって座布団のことなのかな」と名前を覚えやすい部位かと思います。

実際にどんな希少部位であるのか紹介していきます。

ザブトンの名前の由来は四角形から!

ザブトンは、その名の通り、座布団のように四角形に切ることができることからこの名前が就きました。

ザブトンは牛のなかではあばら骨側に位置する部位で、牛肉の肩ロース部分にある希少部位です。

肩ロースの特徴として、肉が厚めなイメージがあると思いますが、ザブトンも全体的に、肉厚できめが細かいという特徴があります。

ザブトンの味は?

 実際にザブトンはどのような形で食べられているのでしょうか。

ザブトンの味の特徴は、サシがシッカリ入っており、コクのある味であることです。霜降りの中でも食感が感じられ、満足感が高いといわれています。「口のなかでとろけるのもいいけれど、肉の旨味を楽しみたい」と思っている方にはぴったりの希少部位ですね。

なお、少し脂が多いため、薄切りのほうが食べるのには向いていると言われています。家庭で調理する際は、薄めに切るようにしましょう。 

ザブトンの焼き方レシピ

ここまでザブトンの味を解説してきました。ザブトンはどのように焼いたら美味しいのでしょうか。

ザブトンの焼き方の基本は、片面を強火で焼いて、脂が出てきたらもう片面をサッと焼くというものです。少し難しいかもしれませんが、焼きすぎないように注意しましょう。やきすぎると美味しさが低くなってしまうのです。せっかく買ったお肉であるため、なるべく美味しく食べられるように、焼き加減に注意しましょう。

薄切りなこともあり、あっさりと食べるのがお勧めでわさび醤油や塩だれが良いとされています。

希少部位④ミスジ

続いてミスジを紹介します。ミスジは、焼肉店やスーパーでも、「希少部位」として推している店が多く、聞いたことがある人が多いと思います。

ですが、実際に食べる際には、どう調理していったらよいか迷いますよね。名前の由来から焼き方まで解説していきます。

ミスジはどこの部位?

ミスジは、牛の肩甲骨の裏あたりに位置しているウデ肉にある部位です。その分、とても希少で、牛1頭から2kgしか取れない希少部位となっています。

名前の通り、真ん中と上下に筋が入っていることからミスジと呼ばれています。スジもそのまま美味しいため、スジを切ってしまわなくても問題なく楽しめます。

ミスジの味は?

実際にミスジの味はどうでしょうか。食べたことのある人は、「柔らかい」という印象がつよいのではないでしょうか。

ミスジは、ミスジは運動量が少ない場所の希少部位で霜降りが多く柔らかいという特徴があります。食べたことのある人は、「柔らかい」という印象が強いと思います。

脂がちょうどよく入っている絶妙な味わいで、とても美味しく食べやすいと感じる方が多い部位です。

ミスジの焼き方レシピ

ミスジは薄いものが多く、焼きすぎてしまったという経験がある方もいるかと思います。

実は、焼きすぎると少し美味しさが逃げてしまう部位です。焼くときは、肉汁が出てきたら裏返してすぐに取り出すことをおすすめします。

また、少し手間にはなってしまいますが、焼いた後、アルミホイルに包んで2分ほど休ませるとジューシーになるため、時間があるのであれば休ませてからいただくとより美味しくいただけます。

フルーツベースのたれで食べるのがおすすめで、ジューシーな味わいをより堪能できます。

牛肉を通販で買うなら牛匠乙ちゃんがおすすめ!

ここまで、希少部位について紹介してきました。焼き方や名前の由来など知らなかったことがおおいのではないでしょうか。

「希少部位を食べたい」、「家庭でさまざまな味付けで食べてみたい」というふうに思われた方も多いと思います。

そこで今回は、牛肉を通販で買える牛匠乙ちゃんを紹介します。

雌牛が部位ごとに楽しめる!

牛匠乙ちゃんの特徴として、部位を選んで購入ができるセットがあるので、自分が食べたい部位を選んで購入できます。先ほどまで紹介していた希少部位4種類も選べるセットがあるため、おすすめです。

「種類をたくさん選びたい!」、「大人数で食べたい」という方には、最大である7人前であれば18種類も選べるため、ぜひチェックしてみてください。

また、牛匠乙ちゃんでは、雌牛にこだわっており、雌牛がパーツで買える通販サイトはなかなかないため、希少部位かつ雌牛という点でも、頼んでみる価値があります。

内部リンク:和牛の雌牛が美味しい!美味しいわけや高価格な理由を解説

牛肉の質はどうなの?

実際に、牛匠乙ちゃんの牛肉の質はどうなのでしょうか。まず、目利き40年のプロが仕入れているため、常に肉が上質です。

プロのなかでも評価が高い雌牛を一頭買いしているため、とても美味しいお肉を常に頼むことができます。日によって質が違い過ぎることなく安定しているのは、通販で頼むうえでも安心ですね。

また、品質管理もしっかりしており、セリ場から外気に触れることなく加工でき、セリ場に直結している加工場を持っているのでコストが安く製造できるのも強みです。普段は、あまり食べられない希少部位も食べやすい価格になっているのはとても良いことですね。

参考:食肉卸事業について

色々な希少部位を食べ比べてみよう!

ここまで、牛肉の希少部位について解説してきました。希少部位には、それぞれ名前の由来があり、味にもそれぞれ特徴があり、焼き方や食べ方に注意するとより美味しくいただけるのが分かってもらえたのではないでしょうか。

特に今回ですと、ミスジはアルミホイルに包むなど、少し手間のかかる作業がありますが、時間があればぜひやってみるとより美味しく頂けるかと思います。

家庭で希少部位を楽しみたいと思った方は、ぜひ部位ごとに買える通販サイトで、牛肉の希少部位を買ってみましょう。自分で部位を選ぶことができるのでとてもおすすめです。悪質なサイトや質の悪いサイトもあるため、シッカリと見極めながら購入することをお勧めします。

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